昨日発表のあった第45回日本漫画家協会賞は、第20回手塚治虫文化賞のマンガ大賞も受賞した、
一ノ関圭氏の「鼻紙写楽」 だった。

鼻紙写楽は、2003年~2009年にビッグコミック増刊で不定期連載されたものを大幅に加筆・再構成し、三部作として昨年に販売されたもの。

もともと 一ノ関圭氏は幻の漫画家と言われており、あまり作品を書かない事で有名だが、過去に出版している、ランプの下(1975年)や茶箱広重(1981年)は高い評価を受けており、たくさんの漫画家に影響を与えている。
特に圧倒的な画力を誇り、あるゆる業界の著名人がその実力を認め、その存在は、そして伝説へ~状態なのである。

  ちなみに日本漫画家協会賞は社団法人日本漫画家協会が、日本漫画界の向上発展を図る目的のために、1972年に設立した賞で、賞金を協会会員の会費より捻出し、業界等からの影響は一切受けない運営となっている。

尚選考は漫画家、漫画評論家、漫画関係者など10名程度でおこなわれ協会賞候補作推薦理由のスピーチや議論と投票を交互におこない選考していく。

第一回の大賞はヨシトミヤスオの『動物漫画百科』で、昨年の大賞は、おざわゆきの凍りの掌 シベリア抑留記とあとかたの街である。