天空橋駅にある謎の大鳥居

天空橋駅から弁天橋の方へ歩いて行くと謎の大鳥居がある … 

この鳥居は祟りがある羽田の大鳥として有名で都市伝説の一つ…

もともとは現在の羽田空港があった場所にあった穴守稲荷神社の門前にあった赤鳥居で、戦後間もない1945年(昭和20年)9月21日、羽田空港を軍事基地として拡張するためGHQにより、住民ともども強制退去を迫られることになり穴守稲荷神社が現在の場所へ移転する事になった…

その移転のさいに門前の赤鳥居にロープをかけて倒そうとしたところ、ロープが切れて作業員たちに死傷者が出てしまいだけは撤去できず、その後も何度か取り壊しや移転案も出たのだが、その度に移転の工事関係者が事故にあったり原因不明の病気になったりと、赤鳥居は“祟る”と言われそのまま空港の更地(駐車場)に残され続けた…

その後1990年代に入り撤去案が出たが地元住民などの要望で、1999年に約800m離れた場所に移転される事に…

費用は住民の集めた募金(約2,000万円)があてられた…

その99年の移転のさいも一部の噂話では「平成の鳥居の移転のとき、作業を受け持った下請けの社長が死んだ」という話が語られている…

しかしこれは事実ではない…

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天空橋駅から弁天橋の方へ歩いて行く…

謎の大鳥居が見える…
 
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天空橋駅側からだと徒歩2分で着く…

鳥居には平和の文字が書かれている…

多摩川河口は東京大空襲で大量の死体が流れ着いた場所…

彼らの鎮魂なのだ…

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鳥居の下に…

鳥居の由来が書かれている…

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鳥居をくぐり抜けると…

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フェンスに囲まれた広場がある…

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指定避難場所の文字と…

戦後48時間のうち強制退去させれらた人々の絵が書かれている…