としまえんにある世界最古級(日本最古)のヴィンテージメリーゴーランド「カルーセルエルドラド」

エルドラド…

それは、黄金郷…

大航海時代にスペインに伝わったアンデスの奥地に存在するとされた伝説上の土地…

そんな黄金郷が東京は豊島区に存在した…

先日の休みの事…

特にやる事も無く家でダラダラしていた…

そんな俺に息子が跨り一言…

「パパ遊園地に行こう」

俺達は、冬の寒空の中としまえんへと足を延ばした。

親子二人、男同士でジェットコースターやらバイキングやら乗り倒し、気が付けば夕暮れ…

帰ろうかと思った時だった…

落ちる夕日と共にライトアップされたメリーゴーランドの美しさに、俺達親子は心が奪われた。

「パパ最後にメリーゴーランドに乗ろうよ」

「ああそうだな…」

俺達はメリーゴーランドへと誘われていった…

近くで見ると、さらにその豪華絢爛なメリーゴーランドに二人心奪われた。

「パパ…何だかこのメリーゴーランド綺麗だね」

「ああそうだな…」

その佇まいは、まるで黄金郷…

伝説の土地…エルドラド…

何故かそう感じた…

二人で長い列の最後尾へと並び順番を待った…

そろそろだなといった時…

俺は驚愕した…

カルーセル…エルドラド…

エルドラドだと…

しかも、100年以上前の代物ときた…

ヴィンテージや…ヴィンテージメリーゴーランドや…

どーりで…

メリーゴーランドを見ても今までは、感じた事の無い気持ちにされたわけだ…

順番が来て中へと案内される…

その空間は、現代的な無個性量産型の世界とは違い…

個性豊か…

まるでファンタジー…

そういうならば…メリーがゴーした世界(ランド)だ…

※正式名称はメリーゴーラウンドしかしほとんどの施設は何故かメリーゴーランド表記になっている。

席へと腰かけると…

回転が始まる…

予想以上の回転の速さ…

まるで絶叫系アトラクション…

そして脳がトリップしだす…

怪しく笑う木の妖精が話しかけてくる…

女神のラッパが鳴り響き…

天使たちが舞い踊る…

まるで大航海…

行きつく先はエルドラド…

やがて回転がとまり…

俺達親子の冒険は終わった…

魔法が解け馬が豚へと姿を変える…

女神が別れのラッパを鳴らす…

そう、ここがエルドラド…

としまえんの黄金郷…